大切な人から届いた、郷土の誇りを醸す一本。ちえびじん 純米大吟醸 山田錦
誰かから贈られたお酒を封切るとき、そこには特別な時間が流れます。シックな黒いボトルに、金色の文字がしなやかに躍る「ちえびじん 純米大吟醸 山田錦」。その佇まいからは、造り手の誇りと、贈ってくれた人の温かな心遣いが伝わってくるようです。

このお酒を醸すのは、大分県にある有限会社中野酒造。ラベルを裏返すと、そこにはこの一本に込められた情熱が綴られています。原料米である山田錦を35%まで贅沢に磨き、空気が澄み渡る極寒の時期に仕込まれたお酒。驚くことに、発酵中の蔵にはモーツァルトの旋律が流れているのだといいます。豊かな音楽に包まれ、綺麗に輝く醪(もろみ)から生まれた雫は、まさに蔵の最高級と呼ぶにふさわしい風格を纏っています。
グラスに注ぎ、そっと口に含むと、ふわりと広がるのは故郷の風景。大分の豊かな田んぼを思わせるような、お米の優しい力強さと清らかな味わいが、心に深く染み渡ります。その味わいは、不思議といつもの食卓をより豊かなものに変えてくれる力があるようです。並んだおつまみがいつもより美味しく感じられるのは、丁寧な仕事で醸されたお酒が、素材の味を優しく引き立ててくれているからかもしれません。

「地元の人が郷土の酒として誇らしく思い、大切な人へ贈りたいと思って頂けるように」。ラベルに記されたその願いは、しっかりと飲み手の心に届いています。家族や友人を思い浮かべながら、ゆっくりと味わいたい。そんな、人の絆を繋いでくれるような温もりを感じる一本です。
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