夜空に浮かぶ月のように。若林醸造「つきよしの 純米酒」が運ぶ優しいひととき
長野県上田市に蔵を構える若林醸造。その一本、「つきよしの 純米酒」を手に取ると、まず目に飛び込んでくるのは夜空に浮かぶ満月のような意匠です。柔らかな曲線で描かれた「つきよしの」の文字が、どこか懐かしく温かな心地にさせてくれます。

栓をそっと開けると、ふわりと立ち上がるのは優しく甘い香り。その穏やかな香りに誘われるように、まずは冷やしてグラスに注ぎます。ひんやりとした口当たりとともに広がる味わいは、新鮮なお刺身とも相性が良く、素材の味をそっと引き立ててくれるようです。
冷酒でその清涼感を楽しむのも良いですが、少し温度を上げてぬる燗にしてみるのも一つの楽しみ。温めることで甘味と香りがよりいっそう際立ち、また違った表情を見せてくれます。お刺身だけでなく、和食全般、あるいは日々の家庭料理など、どんな食事にも寄り添ってくれそうな懐の深さを感じさせます。
結露したボトルを眺めながら、ゆっくりとグラスを傾ける時間。ラベルに描かれた花々や月を眺めていると、日々の忙しさを忘れて穏やかな心持ちになれる。そんな、日常の食卓に彩りを添えてくれる一本です。






