米沢の歴史を醸す「東光 純米」。爽やかな香りとスッキリした甘みに癒やされる
凛とした佇まいのボトルに、力強く書かれた「東光」の文字。山形県米沢市にある小嶋総本店が醸すこのお酒は、手に取るだけでどこか背筋が伸びるような、それでいて親しみやすさも感じさせる一本です。

小嶋総本店は、なんと安土桃山時代の1597年に創業したという、非常に長い歴史を持つ蔵元です。かつては上杉家御用達の酒屋でもあったそうで、銘柄名の「東光」は、米沢城から見て日の出の方角に酒蔵があったことに由来しているのだとか。「日の出の酒」という響きには、なんだか縁起の良さを感じてしまいますね。
投稿者さんによると、その味わいは「スッキリ飲みやすい味ですが、あとから甘みを感じて爽やかな香りがしました」とのこと。米の旨味を大切にしながらも、重たくなりすぎず、スッと喉を通っていく様子が目に浮かびます。特に「冷やして飲むととても美味しい」というアドバイスは、これからの晩酌の参考になりそうです。

裏ラベルを眺めてみると、このお酒が山形県の豊かな雪解け水で仕込まれていることや、原料米に山形県産米を100%使用していることが分かります。さらに興味深いのは、酒粕を発電に活用するなど、環境に配慮した「循環型の酒造り」に取り組まれている点です。歴史を大切にしながら、未来の環境も見据えた酒造りをされている姿勢には、頭が下がる思いがします。
伝統に裏打ちされた確かな技術と、現代の食卓にも馴染む爽やかな飲み心地。日々の疲れを癒やす一杯として、あるいは大切な誰かと語らう時間のお供として、そっと寄り添ってくれそうな純米酒です。





