手を取り合う石川の絆。竹葉×手取川が届ける、優しく華やかな復興への願い
石川県の酒造りにおいて、忘れられない絆から生まれた一本があります。2024年の能登半島地震で被災した数馬酒造を支援するため、同じ石川県にある株式会社吉田酒造店が設備を提供し、共に醸し上げた「竹葉×手取川 共同醸造酒」です。

鮮やかなオレンジ色のラベルに、「竹葉 # 手取川」の文字。二つの銘柄が並ぶ姿からは、産地を超えて手を取り合う蔵人たちの温かな思いが伝わってくるようです。グラスに注ぐと、熟したバナナや洋梨を思わせる、華やかで芳醇な香りがふわりと立ち上がります。
口に含むと、その感触は驚くほど柔らか。生酒らしいみずみずしい甘みとともに、繊細な微発泡感が心地よく舌をくすぐります。アルコール度数は13度と、原酒でありながら軽やかに設計されており、すっきりと喉を通り抜けていきます。お酒単体でもゆったりと楽しめる、優しさに満ちた味わいです。

裏ラベルに目を向けると、能登産の米「石川門」を100%使用していることが分かります。「能登の米で醸す日本酒が、皆様のお心を和らげましたら幸いです」という言葉には、どんな困難があっても歩みを止めないという、強い意志と祈りが込められています。石川の風土と人の絆が結実したこのお酒は、飲む人の心にも静かな元気を灯してくれるはずです。
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