夜空に浮かぶ星のように。凛とした佇まいの「菊の司 心星」を味わう
テーブルの上に置かれた、黒地に金の文字が力強く、そしてどこか静かに輝く一本。岩手県にある菊の司酒造が手がける「菊の司 心星(しんぼし)」です。

「心星」とは、北極星や心の中心にある大切なものを指す言葉。その名の通り、ラベルからも凛とした芯の強さが伝わってくるようです。眺めているだけで、少し背筋が伸びるような、それでいて落ち着いた気持ちにさせてくれる佇まいですね。
実際に口にしてみると、まずはフレッシュな香りと、お米の甘旨味が心地よく広がります。その後を追うように、しっかりとした酸味が全体を引き締め、ドライな後味へと導いてくれるのだそう。ライトな飲み口でありながら、味の移ろいをしっかりと楽しめる仕上がりになっています。

裏ラベルに目を向けると、岩手県産の酒造好適米「ぎんおとめ」を使用し、複数の酵母をブレンドして丁寧に低温発酵させていることがわかります。アルコール分は14度と少し控えめで、飲み心地の軽やかさの理由がここにも隠れているのかもしれません。
一日の終わりに、自分を労う時間。そんなひとときに寄り添ってくれるような、優しくも清らかな一本です。静かな夜、ゆっくりとグラスを傾けてみてはいかがでしょうか。





