シルクスイートを焼き芋に。濵田酒造の「海童 焼き芋」が届ける優しい時間
いも焼酎といえば、蒸したサツマイモを使うのが一般的ですが、今回ご紹介するのは少し珍しい「焼き芋」を仕込みに使った一本。鹿児島県いちき串木野市に蔵を構える、濵田酒造株式会社傳藏院蔵の「海童 焼き芋」です。

木目のテーブルに置かれたその佇まいは、どこか温かみを感じさせます。目を引くのは、鮮やかなオレンジ色の楕円形が描かれたラベル。この形、眺めているとホクホクとしたサツマイモの姿が浮かんできて、なんだか親しみがわいてきます。ラベルの隅には「SILK SWEET」の文字。スイーツのような甘さで知られるサツマイモの品種、シルクスイートが原料として使われています。
「焼き芋の焼酎」という響きに誘われて手に取ってみると、そのこだわりはボトルの裏側にも記されていました。シルクスイートをじっくりと焼き芋にしてから仕込むことで、特有の風味が引き出されているようです。

グラスに注いで口に含んでみると、ほんのりとした甘みが広がる、とても優しい味わいです。焼き芋仕込みならではの香ばしさが余韻として静かに残り、なめらかな口当たりが心地よく喉を通っていきます。焼き芋の焼酎という珍しさはもちろん、その穏やかな表情に、心まで解きほぐされるようなひとときを過ごせます。
いつもの晩酌に、少しだけ特別な温もりを添えてくれる「海童 焼き芋」。お湯割りにして立ち上がる香りに包まれるのも、このお酒らしい楽しみ方かもしれません。






